子供の頃のあの癖が歯並びを悪くする!?

皆さま、こんにちは!

実は知らず知らずのうちにしていた”子供の頃のあの癖”が、実は歯並びに影響していることはご存知ですか?
今回は、『昔やっていたかもしれない!?子供の頃の癖と歯並びについて』お話ししていこうと思います!

 

実は歯並びに影響する!注意したい子供の頃の癖

①指しゃぶり

 

指しゃぶりをやめられず、寝ている間だけでなくふとした時に指しゃぶりをしてしまっている子はいませんか?
0歳〜3歳頃までの指しゃぶりは、生理的なものなので特に心配する必要はありません。
しかし、4歳〜5歳になっても指しゃぶりが続いてしまうと成長発育に影響が出てくるため注意が必要です。
長期間指しゃぶりが続くと、出っ歯や開咬、あるいは歯列の幅が狭くなる「狭窄歯列弓」などの不正咬合を引き起こす原因になります。

②頬杖

頬杖を習慣的にしてしまう癖はありませんか?特に小学生などは授業を受けながら頬杖をついている子も多いので注意が必要です。
頬杖は利き手と逆の手で行っていることが多く、習慣的に同じ姿勢をすることによって、片側の頬や、前方の顎に持続的に力がかかり、歯並びや顎の骨を歪ませてしまう大きな原因になってしまうのです。
また、長時間横向きに力がかかる『うつ伏せ寝』にも注意が必要です。
うつ伏せ寝も頭の重みが前歯や、顎の骨に直接かかり続けるので、習慣になっていると歯並びを悪化させる原因となります。

③お口ポカン・口呼吸

 

「無意識にいつも口が開いている」「鼻が詰まり口呼吸をしている」このような場合は、お口の周りの筋肉の力が足りないかもしれません。
口呼吸の子の口元の状態を指す「お口ポカン」という状態は、口を閉じる筋力が低下してしまうため、口呼吸が慢性化し、口周りの筋力が発達しにくくなります。このため出っ歯傾向になる子も多いのです。
また、口呼吸をすることで口腔内が乾燥し、虫歯や歯周病のリスクが高まる恐れもあります。
鼻炎で鼻が詰まり、どうしても口呼吸をしてしまう子は、耳鼻科で診てもらうことが必要な場合もあります。

④舌の位置

歯並びには、舌の動きも大きく関係しています。
例えば、赤ちゃんの頃の歯がない時は、舌を前に出してものを飲み込む反射が我々には備わっているのですが、この舌の動きが歯が生えても残っている場合、歯を前に押し出す癖として残ってしまうため、歯列への影響が出ることがあります。
ものを飲み込む時だけでなくつばを無意識に飲み込む際にも、舌が常に前歯を押し出す力が働くことで、上下の前歯が前方へ傾き、開咬を引き起こしやすくなります。
また、舌は通常上顎に軽く触れる状態が正しい位置と言われていますが、「お口ポカン」の状態を続けていると舌が正しい位置ではなく、下に落ちる「低位舌」にもなりやすいです。
もしこの舌の癖が強い場合は、口腔内機能療法「MFT」のトレーニングによって、正しい舌の位置や、飲み込み方を身につけることが有効とされています。

子供によくある不正咬合の種類とは?

子供の頃の歯並びは、このように様々なお口周りの筋肉の影響を受けています。

叢生

子供の叢生とは、顎が十分に成長せず、または歯が大きく十分に歯が並ぶスペースが足りないためにガタガタした状態の歯並びをいいます。
生後6ヶ月〜2、3歳までに生えそろう乳歯は、叢生になることはそれほど多くはありませんが、乳歯ですでにがたつきがあったり、6歳以降の永久歯に生え変わる時にスペースがなければ、歯が重なり叢生になることがあります。

出っ歯(上顎前突)

4歳を過ぎても、指しゃぶりや爪を噛む癖などが続くと、指で前歯を押し出す力が持続してかかるるため、出っ歯の原因になることがあります。また、5歳を過ぎても指しゃぶりが続くと、骨格自体に影響が出てしまい、永久歯の歯並びにも悪影響を及ぼすこともあります。

また、口呼吸などが原因で出っ歯になることもあります。

受け口(下顎前突)

子供の頃はあごの位置が安定せず、あごを前に出してしまう癖がある子もいます。永久歯に歯が生え変わる時にこの癖が残ってしまうと受け口になってしまうことがあります。また、下の前歯を舌で押す癖や、頬杖など、歯に力がかかる癖を続けている場合も注意が必要です。

開咬(オープンバイト)

指しゃぶりは、出っ歯だけではなく、開咬になる可能性もあります。指をくわえていることで、上下の歯が前に押し出され、指が間に挟まる隙間が開いてしまいます。
開咬は、発音障害や、口呼吸を引き起こすこともあるので、指しゃぶりはあごの骨の成長がはじまる3歳頃からはやめるように促すことが大切です。

交叉咬合(クロスバイト)

交叉咬合とは、上下の歯を噛み合わせた時に、上下の歯の噛み合わせが逆になっているような歯並びをいいます。頬杖などでも怒るリスクが高まります。顎が十分に発達せずに、歯の大きさに対して上顎が小さい場合、交叉咬合になりやすいです。

 

子供の頃の癖を放置するとどんなリスクがあるの?

子供の頃の癖”悪習慣”をそのままにしておくと、見た目の問題にとどまらず、
・滑舌、発音がはっきりしない
・虫歯や歯周病のリスクが上がる
・顎のズレや、顔のゆがみ
など、機能面にも支障が生じることがあります。
早めに癖に気づいて改善・対策をすることで、これらのリスクを回避することができます。

歯並びが悪くなる悪習慣を改善するには?

では、子供の頃の癖を改善する方法はあるのでしょうか?

MFT(口腔筋機能療法)

MFTとは、舌や唇、頬などの口周りの筋肉を鍛えてバランスを整えるトレーニング法です。
舌癖や口呼吸を改善し、歯並びの安定や、正しい飲み込み方、発音の習得を目的としており、矯正治療後の後戻り防止にも効果的です。
MFTでは、すぐに生活習慣などを改善できるというわけではありませんが、歯科医院で定期的に指導を受け、毎日10分〜20分自宅でトレーニングを行うことで改善されていきます。

またこの口腔筋機能療法を目的とした簡易的なマウスピース(プレオルソ)を使用して歯並びを改善する方法もあります。

マウスピース矯正

小さいお子様でも、マウスピース矯正で歯並びを改善することは可能です。
マウスピース矯正には、成長段階に合わせて複数の種類があるので、成長段階に応じて適切なマウスピースで矯正を行うことができます。小さい頃は、まだまだ歯磨きが苦手だったり、磨き残しや虫歯も気になりますよね。
マウスピース矯正では装置の取り外しが可能なので、しっかりと歯磨きやセルフケアを行うことができます。
ワイヤー矯正に比べて、歯を動かす時の痛みが少ないため、小さいお子様でも苦手意識を持たずに矯正を行うことができます。

 

子供の癖、口元のお悩みもご相談ください!PINOでは子供のマウスピース矯正も可能です!

いかがでしたでしょうか?
子供の頃の癖で、実は歯並びが悪くなってしまうこともあります。また、お口ポカンや、舌の位置など、ご自宅でどうやって教えたらいいのか分からないこともありますよね。
当院では、本院の松村歯科の小児歯科「神戸っ子小児歯科・矯正歯科診療室」がございます。
先ほどご紹介したMFT療法も積極的に行っておりますのでぜひご相談ください!
また、当院のマウスピース矯正は主に小学校高学年から対応しております可!まずはお気軽に無料カウンセリングへお越しくださいませ。

 

無料カウンセリングはこちらから

 

このブログを監修した人
歯科医師 松村 栄子
院長
2012年
広島大学歯学部歯学科卒業
2012年
兵庫医科大学歯科口腔外科にて初期研修
2014年
スマイルデザイン吉田歯科に勤務
2016年
医療法人社団松村歯科医院 副院長
2018年
医療法人社団松村歯科医院分院
デュオこうべデンタルケアクリニックPINO 院長
  • 日本歯科審美学会所属
  • 日本歯科ボツリヌス協会 認定医/理事
  • 日本アンチエイジング歯科学会 認定医/理事
  • ビューティーアドバイザー取得
  • 2026年 日本アンチエイジング歯科学会第20回大阪大会 実行委員長

<院長メッセージ>

口腔外科での研修をはじめ、一般歯科治療だけでなく、小児歯科・障害者歯科など幅広い診療に携わってまいりました。これまでの経験を活かし、患者様お一人おひとりのお気持ちに寄り添った治療を大切にしています。矯正治療やホワイトニングをきっかけに、ご自身の口元に興味を持つことは、お口のトラブルの予防につながり、ひいては全身の健康にも良い影響を与えると考えています。歯の色や歯並びはもちろん、親知らずや虫歯治療など、どんなことでもわかりやすく丁寧にご説明いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

「笑うときに口元を手で隠さず、

自信を持って笑える方を増やしたい」

そんな思いを胸に、本院・松村歯科医院の院長とともに、神戸で一番やさしい歯医者さんを目指してまいります。

 

 

2026年4月
« 3月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
ページトップへ