むし歯治療でマイナス8キロ!?

皆様こんにちは!

歯科医師松村です☺️

今日は診療中に患者様からこんなお言葉をいただきました!

 

「先生、歯の治療を始めて8キロ痩せたんです❤️❤️」

 

 

!?!?

噛めなくなったんじゃないの!?!?!?

とびっくりされた方もいらっしゃいますよね😂

安心してください、噛めてます笑

 

実は、他院で治療をされていましたが、治療後よくならない、とのことでご相談いただいた患者様でした。

歯の根元に”脱灰”といって、むし歯になりかけているところ、すでにむし歯になってしまっているところも多くあり、たくさんむし歯の治療が必要な状態でした。

まず、私が患者様に怪しいな、と思いご確認したのが、よく飲む飲み物☕️

「普段、何を飲むことが多いですか?」とお伺いしたところ、甘いペットボトルのカフェラテが好きとのことで1日1本は飲んでいるとのことでした。

あなたは大丈夫?普段の飲み物がむし歯のリスクかも!

実は、カフェラテのような甘い飲み物には砂糖がたっぷり含まれており、それをちょこちょこ仕事の合間に飲むのは、むし歯のリスクがとても高まるため危険です。食べ物によるむし歯、飲み物によるむし歯は出来やすい場所が変わるため、お口の中を見ただけで食生活のリスクがわかるんです。

甘い飲み物が飲みたい時は、ダラダラのまずに飲む時間を決めていただいたり、食後一緒にとっていただくようにお伝えしています。

デスクワークの多い方、ぜひお気をつけください👍

 

さらに缶コーヒーの「ブラック」、や「砂糖ゼロ」も要注意。

実は砂糖ゼロと記載できるのは、100mlあたり砂糖が0.5g未満の飲料水という決まりがあります。

つまり、あの小さな缶コーヒーに小さな角砂糖が1つ分くらいは入っているんです🥺

缶コーヒーはお車をよく運転される男性など、よく飲むかたもいらっしゃるのでお気をつけくださいね!

 

この患者様も歯の黒いのも全部気になる、むし歯治療したら、ホワイトニングもしたい、と相談を受けました。

そのため、まずはお口の中にむし歯ができた原因として一番可能性が高いカフェラテを飲む習慣の改善をお願いしました。

前医で治療後に症状がよくならなかったのも、むし歯を作った原因を改善できなかった可能性もお伝えいたしました。

 

知っておきたいお口事情

じゃあ、甘いものを飲んだらすぐ歯磨きしないと危険だ!?⚠️

というわけではありませんのでご安心を☺️

もちろん、すぐに歯磨きできるのが一番良いですが、私たちの体にはもともとむし歯に抵抗する力が備わっています。

それが「唾液」です。

食後や甘いものを飲んだあと、私たちお口の中は細菌の働きにより酸性環境(歯が溶けやすい状態)に傾きます。その溶けた歯を修復し、口の中を中性の状態に戻してくれるのが唾液なんです🎵

 

むし歯治療は大切ですが、再度同じむし歯が出来ないよう、しっかりとむし歯ができた原因を改善するのが最も予防につながります☺️

そんなお話しを聞いて、飲み物に気をつけていただいた結果、それだけでマイナス8キロだなんて❤️

私もとっても嬉しかったです。

これこそが私が目指す、予防歯科🦷

これからも皆様のお口とお体のために、さまざまなことをお伝えしていきますね☺️

 

 

 

 

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